こんにちは
ブログをご覧いただきありがとうございます
今回はホームケアを見直す上でも
大切にしたいNG行動をご紹介させていただきます
巷でよく聞く
「最強ヘアケア!」
「これをすれば完璧!」
のような、これがいいよ!というものも
ある人にはピッタリでも
ある人には全然合わないことがあります
自分の好きな飲食店の味が
全ての人の口に合う訳はないのと同じで
良しとされているヘアケアアイテムやヘアケア方法も
髪質やヘアデザインによって合わない事は多々あります
ですので今回は良い方法をお伝えするというよりも
知らず知らずのうちに髪を傷ませる行動を見直す事で
【失点を減らす】【守りを固める】
そんな視点でお届けできたらと思います!
まず前提のお話として
人間の髪の毛の構造を想像していきます
羊の毛と人間の毛はかなり近いと言われています
羊の毛=ウール=セーター
こう想像してみてください
このウール100%のセーターを
洗濯(シャンプー)するとどうなるでしょうか?
私は、一度やらかした事があるのですが
ふわふわだったものがゴワゴワになりました笑
そしてこのセーターを
乾燥機(ドライヤー)にかけたらどうなるでしょう?
はい、こちらも同じくやらかしましたが
とても小さく縮んでしまいました笑
と
羊の毛に似ている人間の髪の毛に置き換えると?
そう考えると怖いですよね…
一方で
ウールよりも頑丈でガンガン洗える
木綿=コットン
この頑丈なコットン100%のTシャツも
毎日洗濯(シャンプー)して乾燥(ドライヤー)してと繰り返すと…?
一年もすればかなりくたびれてくるのは想像できますよね
つまり
人間の髪の毛=ウール
ウール<コットン
と仮定すると
コットンですら一年間洗いと乾燥を繰り返すと
かなりくたびれてしまう
という事は?
人間の髪の毛も毎日洗い、毎日乾かすだけでも
とてもくたびれてくるという事が容易に想像出来ますよね
とは言え
「洗ったらダメ」「ドライヤーもダメ」
とは…中々いきません(^^;)
現代の日本において
習慣となっている毎日髪を洗うということ
1日洗わないだけでも不潔!と思う人も
少なくありません…
日々の習慣を変えることは中々難しいと思います
では日々の生活において
何に気をつけていったら良いのか?
「これがいいよ!」は
その人その人の髪質によって違いますが
万人に共通する
これは気をつけて!!
というNG4選+αをご紹介したいと思います
①必要以上に高い温度でのシャワー
シャワー温度のは
30度以上35度の間とされていて
MAXでも37度まで
これ、私もやってみましたがかなり冷たいです笑
いきなりではとても耐えられない冷たさなので
おすすめは湯船に浸かって体を温めてから
髪を洗う時は37度程度にするとさほど冷たくないです
37度が無理でも最低限の温かさで留めることをお勧めします
熱いシャワーが好きだといって40〜45度以上になると
- 余分に皮脂が取れて頭皮の乾燥の原因に。
- カラーの施術をした方は、すぐに色落ちしてしまいますしダメージの原因になります
- キューティクルの剥離の原因にも
くれぐれも必要以上に熱い温度設定はお控えください
②毎日使うシャンプーの洗浄力が強すぎる
ヘアケアの話題ではよく耳にするかと思います
強いシャンプーの成分の定義は一旦置いておきますが
毎日使うものとして、必要以上に脱脂力の高いものは
頭皮はおろか髪の毛に対して非常に負担が強いです
せめて洗浄力は優しいもので
髪と頭皮に負担がないものを選ぶ
頭皮を清潔に保つ為に
時々はしっかりと洗浄することも大切です
「この成分だから大丈夫」
「この成分はダメ」
ではなく
どんな髪質で、どんなヘアデザインで、どんなカラーをしていて、どんな肌質で、毎日洗うのかどうか?など
だったらこのシャンプーがいいと思うよ!
と、複合的に判断する事がとても大切になります
③ブラッシング、髪を梳かす、ストレートアイロンなどの際に強い力で引っ張ってしまう
ブラッシングが推奨されて久しく経ちますが
ブラッシング自体は悪い事ではないです
大切な事は「やり方」なのです
どの程度の力で、どのようにブラシや櫛を通すのか?
ここが肝心です
ちなみに濡れた髪の強度は30〜50%低下すると言われています
乾いている時に比べて、半分の力で行わなければならないのです
またスタイリングや髪を綺麗に見せる為に活躍するストレートアイロンやカールアイロンの使用の際も
強い力で引っ張ったり、必要以上に圧(プレス)をかけていたりする方も少なくありません
アイロンは物理的な力でなく
熱の力でヘアスタイルの形状を変化させるものですので
力は最小限にゆっくりと熱を当てて髪の形状を変化させる事が大切なのです
・強い力でのブラッシングはNG
・濡れた髪には細心の注意を払う
・アイロンを使う時は優しくゆっくりと
④濡れたまま放置する事
・濡れた状態では髪のキューティクルが開いていますので擦れた際にキューティクルが剥離しやすくなります
・また自然乾燥した際は
毛先のまとまりが悪く、ツヤも出ません
ドライヤーで乾かした髪とそのまま放置した髪では
見た目の美しさ、まとまり感は段違いです
・また長らく湿った状態の頭皮は雑菌が繁殖しやすくなります
お風呂場がカビやすいのは高温多湿な環境だからですよね?
人間の体温は36〜7度で、その状態で頭皮が湿っている訳ですから、想像して頂けるとよろしくない事がご理解頂けるかと思います。
補足3選
- 洗浄力が弱いシャンプーだからといって髪の毛を擦り合わせるような洗い方もNGです。キューティクルの剥離一直線です。(-人-)
- 湯船につかる際に髪を湯船に浸さないこと。湯船の温度が高い場合にはカラーなど一瞬で抜け落ちますので髪を留めて湯船につかってください
- 濡れた、湿った状態でのヘアアイロンの使用は絶対にNGです。一瞬でご臨終です。
(髪は死滅細胞ですけどね笑)
まとめ
- 高い温度で髪を洗う
- 強い洗浄力で髪を洗う
- 強い力でのブラッシングやアイロンを使う
- 濡れたまま放置する
補足3選
- 髪を擦り合わせて洗う
- 髪を湯船に浸す
- 濡れた状態でのヘアアイロンの使用
以上のような知識を持って行っているかどうか?が大切です
知らない事は気をつけようがありませんから
ぜひこの記事を読んでいただいた方は
頭の隅に置いていただき毎日のヘアケアに取り組むと
長い目で見てコツコツ積み重ねると
今とは明らかに違う、良い変化を感じて頂けるようになるかと思います!
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